判例紹介・交通事故による車両保険金の請求事案につき、居眠り運転を認定して請求棄却とした事案(東京高裁H28.12.14判決)
自損の交通事故の被害者が車両保険の適用を求めて訴訟提起した事案で、居眠り運転の重過失を理由に保険適用を認めなかった判決(東京高裁H28.12.14判決)について、紹介します。
自損の交通事故の被害者が車両保険の適用を求めて訴訟提起した事案で、居眠り運転の重過失を理由に保険適用を認めなかった判決(東京高裁H28.12.14判決)について、紹介します。
他人の車両を使用中に交通事故を起こした事案で、自身の契約する自動車保険の車両保険の適用を求めて他車運転補償特約の適用を求めたものの、車両が未登録であることや事故態様などにも照らして、保険適用を認めなかった事案(最高裁H29.6.30決定)を紹介します。
交通事故の損害賠償のうち、物件損害の交渉をする際に心がけておいた方がよい内容をまとめました。物件損害は増額の余地が少ないともいえるため、交渉の線引きが重要になります。
交通事故事案につき、弁護士介入により物件損害を解決した事例を紹介をしています。格落ちを認めさせ、過失割合でも有利な修正を得たものです。弁護士費用特約の利用により、依頼者には経済的負担がないものでした。
物件損害でしばしば問題となる「経済的全損」について説明しています。事故時の車両価格が修理費用を下回る場合、車両価格までの賠償しか認められません。場合によっては、車両の賠償では妥協しなければならないことも出てきます。