ハガキによる架空請求事案(詐欺)が起きているようです

 山梨県内で、ハガキを送付する方法による架空請求事案が起きているようです。

 この主の案件につき、平成30年3月23日(金)付の山梨日日新聞の書面にて記載したことがあります。知っていると対処しやすい、有益な内容と考えます。このため、一部編集の上、本サイトでも紹介します。

身に覚えのない請求ハガキが来たらどうすればよいか

質問

 自宅に届いたハガキに「訴訟最終告知」などと書いてありました。気が動転してしまい、「訴訟取下げを希望する場合の連絡先」と書いてあった番号に電話して、個人情報を教えてしまいました。

 その後、業者から連絡が頻繁にあり、「代金を支払え」などと言われています。怖くて仕方ありません。今後、どのように対応すればよいでしょうか。

回答

相手方請求の捉え方

 相手方の請求は、典型的な架空請求と解されます。よって、相手方からの連絡はすべて無視してください。

 なお、個人情報を教えてしまったとのことですので、念のため警察に相談しておくことをおすすめします。

相手方はどのような性質の者か

 このようなハガキを送る者は、不意打ちで脅しつけて、お金を支払わせることを生業としています。

 連絡をすればするだけ、相手方としては、「付け込む余地があるかもしれない。」と考えるでしょう。また、そのようなマニュアルを使って請求しているとも解されます。要するに、下手に相手をしても、弱みに付け込まれるだけです。無視し続けることが重要です。

訴訟になった場合の正しい展開

 本当に訴訟になっているのであれば、裁判所から封筒が書留で届きます。そして、裁判所の封筒には、裁判所所在地などが印字されているため、一目で裁判所からのものとわかるようになっています。

 他方、ハガキで「訴訟になった」などといった重要な通知がなされるということは、あり得ません。

請求が続く場合の構え方

 万が一、業者が家まで来ることがあれば、不法侵入になり得ますので、警察を呼びましょう。

 とはいえ、このような業者は、「楽してお金を奪う」ことを目的としています。わざわざ相手方の住所に行くような労を取り、警察を呼ばれるリスクを冒すことは、およそ考えられません。無用な不安を感じることもないでしょう。

 結局、無視を続けておき、何かあったらすぐに警察などを呼び出すという構えで、ほとんどの場合は対処可能と考えます。

番外、アダルトサイト関連の請求事案について

 「アダルトサイトを閲覧しているときに、「登録完了」などと表示され、高額なお金を請求された」といった事案もよくあります。

 ただし、望まれる対処方法は、ほぼ同じです。個人情報は教えず、相手からの連絡は無視しておきましょう。間違えて個人情報を教えてしまった場合でも、無視しておけばよいです。

 そして、何か妙な動きがあった場合には、警察に相談するということでよいと考えます。

困ったら家族などに相談すること

 妙な請求で困ったという場合には、家族に相談するべきです。家族に相談することが恥ずかしいという場合には、警察などの公的機関を利用しましょう。

 不安を一人で抱え込んでいると、明らかに怪しい請求に引っかかってしまうことがあります。そうなってしまっては、相手方の思うつぼですので、注意しましょう。

山梨県警の告知

山梨県警twitterより

 詐欺の架空請求に言及する山梨県警のtwitterを引用します。公益目的ですので、引用自体に問題はないと考えます(一時期インターネット上で話題になりました)。

 これだけの知識を得ておけば、対処は十分可能と考えます。

ごあいさつ

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