電話との付き合い

弁護士業務と電話

電話対応の日々

 多くのデスクワークの方と同様に、弁護士業務でも電話が欠かせません。当事務所でも、複数回線にて対応し、通話が不可能となるリスクを避けています。それでもマンパワーの問題で、対応不可能な場合もあります。そのような時には、電話先の見知らぬ相手に対して、申し訳ない気持ちになります。

 事務所の電話が鳴らない日は「ない」といってよい状況です。それだけ仕事があるともいえ、ありがたいことです。

電話対応のプレッシャー

 固定電話の着信音には、独特の圧力があると感じます。人間の本能的な反応を起こさせるためにあえて設定された音なのか、後天的に電話との関わりで生まれた属人的な感覚なのかは分かりません。真理はどうあれ、突然の着信には驚きますし、疲労時にはプレッシャーが倍増します。

 そのような時には、電話機を投げ捨てたり、電話線をハサミで切りたくなる感覚が分かります。さらに悪化すると、携帯電話の電源を落とし、どこか遠くに出かけたくなる気持ちになります。

 このような経験をするほどに、債務整理の方の精神的疲労が分かるようになる気がします。悪質な貸金業者になると夜中でも電話攻撃してきますし、あえて疲労させるために暴言を言うような輩もいます。こうした電話は、弁護士の介入でほぼ止めることが可能ですので、お悩みの方はご相談ください。

債務整理をご希望の方へ

電話との付き合い方

 電話にはプレッシャーを感じることも多々あります。とはいえ、よい連絡も、だいたい電話から来ます。メールでやり取りをする依頼者の方もいますが、やはり電話連絡が多数派です。

 電話にて、待ちかねていた連絡が来ることもあります。そうなると、すべて電話の着信音にプレッシャーを感じ続けるわけにもいかず、このあたりにジレンマが発生します。

 結局は、よい連絡を増やすよう努力するほかないのでしょう。