「すき家」の第三者委員会調査報告書について

 「すき家」の労働環境について、第三者委員会の報告書が作成されたとのことです。会社自身が発足させた委員会のようです。
 報告書には、ビジネスモデル自体を否定する内容まで含まれています。
 新規採用者数と同数の退職者が毎年出ていたり、夜間一人業務の時間帯にに強盗事件が多発していたり、労働基準監督署から多数回の是正勧告を受けていながら、「第三者」に言われるまで改善される様子もなかった実態には、驚きを感じます(今後改善されるかどうかも不透明ですが)。
 最近の便利な言葉を使えば、ヤンキーの集まりだったということでしょうか。
 実態は単なる労働法違反なのですが、「愛社精神」だとか論理性のない概念で、実益を取っていたと暴露しているようなものです。

 このような会社が大きなシェアを持っている現状に触れるにつけ、大陸の食品偽装も笑い事ではないと思います。
 法律や論理性を簡単に飛躍し、それを悪と思わない実態があるところは、単にグラデーションの濃淡の問題に感じられてなりません。

 いずれの問題も、当該会社を市場から追い出すことが最も有効だと思うので、できるだけの実践を心がけているところです。

* 参考ページ(pdfファイル)

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執筆・監修: 弁護士 斉藤 圭

執筆・監修: 弁護士 斉藤 圭

弁護士(登録番号:42442)。所属団体:山梨県弁護士会。地元山梨で舞鶴法律事務所を営んでいます。 実務年数15年で、交通事故事件約500件、債務整理事件約500件(いずれも訴訟対応案件を含む)のほか、離婚問題や相続問題など、いろいろな事件に対応しています。法的なトラブルやお悩みを抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。